ピアスをつけるのやめました #「大人になってやめたこと」

「大人になってやめたこと」

働く女性に人気の編集者・ライターの一田憲子さんがつい最近出版されたエッセイ本の名前です。

私も大ファンのひとりです。

ご自身の暮らしや生き方、考え方の中で今までずっと習慣にしていたものをやめたときの心境やその後に見えてきた世界のことがひとつひとつていねいに温もりのある文章で綴られています。

とても反響が大きくて、全国の女性から「自分がやめたこと」がたくさん寄せられたそう。

わたしも最近やめたピアスのこと、ちょっと記してみたくなりました。

ピアスをつけるのやめました

「そんなに気にしなくても、人って意外と見てないから」

ピアスのことです。

いいえ、人って意外と見ているものです。だって私がそうだから。

オシャレな人をみかけたら、すぐにピアスにも目が行きます。「ステキだなあ」と思ったり、「ちょっと残念だなあ(ごめんなさい)」と感じたり。

だから、ピアスはこれまでずっと私自身の数少ないオシャレの必須アイテムでした。これがないとオシャレが決まらない。

それだけではなくて、ここいちばんの仕事の時の勝負アイテム。

「これをつけていくから、きっと大丈夫」のはずせないお守りでもありました。

もちろん、集めるのも楽しみのひとつだし、この服にはこっちだよね、とあれこれ選ぶ時間も大好きなひとときでした。

ピアスをつけない人生なんて・・・。

それが、最近ではつけずに出かけることが多くなり、穴も少しふさがってきたような。

これはまずい。最初はそう思いました。

でも。 

それもありだな、とふさがっていく穴を焦らずに見送れるようになりました。

それは、ピアスをやめる自分なりの理由を考える時間が持てたから。

面倒くさいからやめるのではない。

どうせ誰も見ていないからもういいか、とやめるのでもない。

つけないこともオシャレだな、と思えるようになったから、きっぱりやめることに決めたのです。

だから、令和に改元をいいきっかけに、思い切ってやめました。

やめてみたら、時間がないのに服に合わせてピアスを選ぶときのあたふた感、あ、ピアスするの忘れてきた!と気がつくときのがっかり感、そんなマイナスの気持ちが少なくなったし、野暮ったく見えないように外での姿勢や表情をちょっと気にするようになりました。

ピアスに頼りきっていたものを、自分自身が請け負う気持ち。

これからは、「ピアスをしてないのにあの人オシャレ」とすれ違う人に思ってもらえるような、今の自分の生き方に合うおしゃれや暮らし方をしていこう。

自分で思わぬハードルをあげてしまうことにはなりましたが。


投稿者プロフィール

清水 かおり
清水 かおり
料理家。 だしソムリエ1級。 ときどき、獣医師。

「ていねいな暮らしはちょっぴりていねいな日常茶飯事から」をコンセプトに、季節を感じる食卓を分かち合うごはん教室開催やごはん作りの家庭教師、出張一日社食など、誰かの食卓をシアワセにするための活動を展開中。

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