「特別なこと」をしなくても

5月5日 こどもの日。

大阪は雨で朝を迎えています。

ゴールデンウィークの3連休ももう今日で終わり。

例年なら、旅行やレジャーや楽しいことをたくさんしているはずなのに、去年に続いて今年もなんにもできなかった…

特別なことしないまま「ごくふつう」の休みとして終わってしまう…

と、少し残念な気持ちで今日を迎えてらっしゃる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

たしかに、あまり遠出もできず、外食しようにもお店も閉まっているし、かといってみんなで集まってうち飲みも今は控えたい。

となると、楽しみは何?と思ってしまいそうですが…。

先日、ごはんの支度をしていてきがついたことがあるのです。

休日なのでいつもよりかは時間があり、ご飯支度もせかせか焦らずにできていたとき、ふだんなら見過ごしている食材の魅力を再発見したんです。

とうのたったブロッコリーの花が咲く直前のつぼみがまるで緑のチューリップみたいにカワイイ形をしていることや、いつも見慣れている小松菜の茎を薄く輪切りにしてみたら、セロリみたいに透明感のある美しい黄緑色になること。

スナップえんどうはいつも豆ごと食べるか、豆を外すときにも無造作にしていたけれど、きれいな円形の豆になるようにゆっくり外すと、さやに残るへそがものすごーくキュートな形をしていること。

はあ? と呆れられてしまうかもしれませんが、こんな発見ができたこと、わたしにとっては休日ならではの収穫です。

さらに、きのうのひとこま。

いつもの餃子を作ろうと生姜をみじん切りに。

早めの支度だったから夕方にお酒を飲みながら台所仕事、これだけでも休日の醍醐味ですが、そのみじん切りさえいつもよりはじっくりと細かく、できあがりにちょっとうきうきしながら楽しんで作る事ができました。

特別なごはんを作らなくても、細かく切るとかていねいに練るとか、心のゆとりというヒトテマで、いつもよりもきっと美味しくなっているはず。

そう、おいしかった、自画自賛ですけどね。

「GWだから」「GWなのに」

特別なイベントがなにひとつなくても、こんな日常のさもない発見に小さく心を踊らせている、そんな自分の小さな暮らしをいごこちよく感じる今日このごろです。

投稿者プロフィール

清水 かおり
料理教室「茶飯事会」主宰。食卓カウンセラー。ときどき、獣医師。

「ていねいな暮らしはちょっぴりていねいな日常茶飯事から」をコンセプトに、「おとなの飯事(ままごと)〜四季折々のばらずしの会」や季節のごはん教室、出張ごはん、など、誰かの食卓をシアワセにするためのお料理活動を展開中。

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