出汁がらで応用自在のあっさり佃煮

お出汁を引くと、どうしても気になるのが、出汁がら昆布と鰹節。
今日は、久しぶりの休日だったので、冷凍庫の整理ということで、たくさんたまっていた出汁がら昆布と鰹節、使用後のうね乃さんのおだしパックを全部使ってベースになるあっさり佃煮を作りました。

大量に作っておすそわけです。

京都うね乃さんのだしパック。食塩無添加のほんまもんの味なので、日々のごはん支度に便利です。
「昆布と鰹節のあっさり佃煮」
【材料】
- 出汁を引いたあとの昆布 適量(今回は乾物重量で200gくらい) ・・・包丁であるいはフードプロセッサーで細かく刻む
- 出汁を引いたあとの鰹節・・・よくほぐしておく
- 使い終わっただしパック・・・中身を取り出しておく
【調味料】
- しょうゆ:みりん:酒 の割合は 1:1:1/2 で。
- 水はそのあとひたひたになるまで注ぎます。
*今回の昆布の量だと、しょうゆとみりんは150ccずつ使用しました。
【作り方】
鍋に昆布と鰹節とだしパックの中身を入れて、調味料を注ぎ、水分が少なくなるまでコトコト煮るだけ。
【応用はいろいろ】
このあっさり佃煮は、いわばベース。しょうゆとみりんとお酒以外には何も風味付けがしてありません。
ベースをシンプルにしておけば、胡麻をたっぷり加えたり、ちりめんじゃこと混ぜ合わせたり、梅干しをつぶして混ぜたり・・・・と味の変化が楽しめます。
鶏肉そぼろと混ぜたり、ネギやミョウガなどの薬味と混ぜて、焼いた厚揚げの上にのせて食べても美味しそう。
もう一品は、「昆布のぱりぱり揚げ」
お酒のおつまみにぴったりなこれは、なんと電子レンジ調理。 いつも敬遠する電子レンジの調理ですが、この均一のぱりぱり感は、オーブンではどうしても出せません。
【作り方】
A4書類が入る紙の封筒に、3cm角くらいに切った出汁がら昆布をたくさん入れて、電子レンジで3分ずつくらい様子を見ながらチンするだけ。封筒を振ってみてシャカシャカ音がするようになったら、完成です。さらに詳しい作り方を知りたい方は、某有名料理サイトにたくさん載っているのでそちらをご覧下さい。
投稿者プロフィール

-
料理家。 だしソムリエ1級。 ときどき、獣医師。
「ていねいな暮らしはちょっぴりていねいな日常茶飯事から」をコンセプトに、季節を感じる食卓を分かち合うごはん教室開催やごはん作りの家庭教師、出張一日社食など、誰かの食卓をシアワセにするための活動を展開中。
最新の投稿
教室開催のお知らせ〜四季折々のおすしの会2021.01.24春はばらずしでたくさんのお祝いを
地味滋味べんとう2021.01.23地味滋味べんとう 2021
おうちごはん2021.01.15小正月の朝に小豆粥
レシピ−おうちごはん2021.01.14甘いゆり根で甘くない茶巾絞り
大阪のお料理教室『茶飯事会』
「ていねいな暮らしはちょっぴりていねいな日常茶飯事から」
忙しく働くわたしたちだからこそ、暦や季節のうつろいを感じるひとときを日々の食卓から味わってみませんか。
大阪茨木市の自宅教室と、大阪市西区のうつぼ公園教室で開催しています。
忙しく働くわたしたちだからこそ、暦や季節のうつろいを感じるひとときを日々の食卓から味わってみませんか。
大阪茨木市の自宅教室と、大阪市西区のうつぼ公園教室で開催しています。