人生を貝にたとえるなら〜34回目の結婚記念日〜

本日9月27日は、34回目の結婚記念日でした。

毎年27日だったか28日だったかうろ覚えで、毎年この時期はお互いに忙しくて、あとになってから思い出すというのが、もう逆にルーティンになっている、そんな記念日です。

34年。

2人の歴史は家族の歴史でもあるわけで。

私の好きなアン・モロウ・リンドバーグは、自著の「海からの贈り物」の中で、人の暮らしのあり方を貝にたとえて表しています。

二人が出会ったときは、二枚の貝殻がぴったりと合わさるバラ色の美しい日の出貝。 そして、長い夫婦生活を表すのに適しているのは、牡蠣であると。

ゴツゴツ不恰好な牡蠣の殻は、生きていくための戦いそのものを思わせて、岩の上に位置を占めるために奮闘し、いろんなものを付着させながらしっかりと岩場に根を下ろし、容易なことでは引き剥がせない。
それはまるで、家族が増えたために建て増しをしたり、ごたごたになったりしている生活のようで可笑しくなる。
牡蠣と同じく多くの夫婦も、家庭を持ち子どもを育て、社会の中で足場を固めるために、肉体的かつ物質的な戦いをしていくのである。

結婚してはや34年。もう34年も。

子どもたちもようやく固い牡蠣の殻を身に纏って、それぞれの暮らしの戦いに挑み始めました。

人生の「牡蠣」の時代を終えようとしている私たちは、今度はどんな貝殻でたとえられるのでしょう。


穏やかな余生などではなく、できれば私はずっと戦う牡蠣でいたいと思うのです。


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