冬と春がお重の中で出会った日

2月4日 立春

東風解凍〜はるかぜ こおりを とく〜

今日は暖かい一日でした。

朝からおべんとうを作って、地元の山間部にある千提寺ファームさんへ。

なにわの伝統野菜「三島独活」を唯一栽培する若い農家さんです。

お手伝いに行く、というのは名ばかりで、経営者の中井さんファミリーに会いに行くというのが実のところ。

お味噌用の黒豆の収穫というわざわざ軽い農作業を用意しておいてくださったおかげで、暖かい陽射しの中、さほど身体は動かさずに口ばかり動かして作業が終わり、いつも楽しみなおひるごはんの時間を迎えました。

今日のおべんとうは、名付けて「立春べんとう」。

冬から春へとバトンタッチした今日の日のように、お重箱の中で、冬野菜と春野菜が出会いました。

  • 金時にんじんと金柑、八朔の発酵マリネ
  • 菜の花とちりめんじゃこのたまご焼き
  • ゆり根と人参葉とそら豆のかき揚げ
  • ロールおいなりさん

おこたに入って、気がつけば3時間あまり、中井夫妻と3人でごはんのこと、仕事のこと、厳しい自然環境や政治のことまでいろいろとおしゃべり。会話のキャッチボールが心地よくお互いを行き来する時間でした。

きっと忙しいお仕事の手をとめてしまったんだろうなあと申し訳なく思いつつ、いつもは飛ぶように過ぎる午後からのこの時間が、今日はゆ〜ったりと流れていくのがわかりました。

千提寺ファームで語り合う食卓は、わたしにとっていつも癒しと学びの大切な場です。

ぼちぼちと目覚め始めた三島独活たち

大阪のお料理教室『茶飯事会』

「ていねいな暮らしはちょっぴりていねいな日常茶飯事から」

忙しく働くわたしたちだからこそ、暦や季節のうつろいを感じるひとときを日々の食卓から味わってみませんか。

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