かぼちゃを探した冬至の日〜サクッとレシピ〜

今日は冬至です。

今年はあたふたしていて、二十四節気や七十二候も少しそっちのけの日々でした。

先週南瓜のいとこ煮を大量に炊いたせいで、すっかり冬至も終わった気分になっていたら、今日は21日。

あれ、まさか、と思ってカレンダーを見ると、今日が冬至でした。

と、同時にうちにあるカボチャを使い果たしたことに気づいてハッとなっています。

冬至の日はかぼちゃがいつも以上にたくさん出回るのに夕方にはもう売り切れ。

それはもう毎年のこと。

なんだかんだ言っても日本に行事食は根づいているんだなあ、と喜んでいる場合ではないのです。

ついつい事前に買い忘れて、当日の仕事帰りの夜にお店に駆け込んで何度失敗したことか…。

あともう1軒、とちょっと回り道してスーパー巡りをするのにどうしてもない。

諦めて帰宅する時の残念な気持ちといったら・・・。

逆に、売れ残りのように数個ぽつんと残されているかぼちゃに出会った時のうれしさと言ったら…。

暦や行事に忠実に暮らしているわけではないのですが、小さい頃から祖母や母が当たり前にしていてわが家の中に染み込んできた行事食はそれがあるのがふつうだし、ないとなんだか平穏に日々を暮らしていけないような気がしてしまい、冬至にはかぼちゃを炊いて柚子湯につかる、という夜があることにずっと安心してきました。

なので最近は学習をして、早々に用意しておいたつもりだったんですが…。

今年は、自分のうっかりもなんでもコロナのせいにしておこうかな。

いやいや、今からでも間に合います。 ちょっと近所のお店にでかけてこようと思います。

さて、今夜かぼちゃを買って帰って炊こうと思われているみなさん、出勤中なら早めに退社するか、お昼休み中に近くのスーパーでゲットしておくほうがいいかもしれません。

帰宅してから、炊いているひまなどない方でも、すぐにできるかぼちゃとゆずのメニューをご紹介しますね。

①かぼちゃを切って、オイルをまぶしてオーブンで15〜30分焼く

②その間にソースの材料を準備しておいて、その他のこともできる

③焼き上がる直前にソースの材料を温めながらまぜたら完了

という簡単手順です。

伝統的な煮炊きものでなくても、冬至に食べるかぼちゃのいわれ、柚子湯のいわれを知って先人の想いや知恵に敬意を表しながら、自分らしいアレンジでそれを楽しむのもまたここちよい暮らしの一節になりますから。

サクッとレシピ「かぼちゃのロースト ゆずみそチーズソース」

【材料】

  • かぼちゃ
  • E.V.オリーブオイル

〈ソース〉

  • 生クリーム(豆乳、牛乳でも):100ml
  • パルミジャーノ・レッジャーノ:大さじ1
  • 白味噌:大さじ1
  • ゆず果汁:小さじ1/2
  • ゆず皮:適量

【作り方】

  1. かぼちゃは幅1.5cmの櫛切りに
  2. オリーブオイルをまんべんなくまぶして、塩を振る
  3. オーブンを180度に温める
  4. オーブンシートの上にかぼちゃを並べて180℃30〜35分焼く

(時間のない時は、1cm幅にして200℃15分でも)

▶南瓜やオーブンによって焼き上がり時間が異なります。必ず竹串などをさして確かめてくださいね

〈ソースを作る〉

  1. 白味噌にゆず果汁をよく混ぜる
  2. ゆず皮を細かい線切りにする
  3. フライパンを火にかけ生クリームを温め、ゆず果汁を混ぜた白味噌を加えて煮溶かす
  4. お皿にかぼちゃを並べて、熱いソースをかけ、ゆず皮を散らす

▶ソースは冷えると固まってきますが、かぼちゃでそれを拭いながら食べると美味しいです

 

■グラタンアレンジ■

  1. スライスした玉ねぎを炒めて、小ぶりの一口大に切ったかぼちゃを加えてソテーして火を通し、塩胡椒
  2. ゆずみそチーズソースの半量とあえてバターかオリーブオイルを塗った器へ。
  3. 残りのチーズソースを上からかけて、パルミジャーノを振りかけ、230℃くらいのオーブンで10~15分、焦げ目がつくまで焼く

■ソースはニョッキソースにも応用できます

投稿者プロフィール

清水 かおり
料理家。 だしソムリエ1級。 ときどき、獣医師。

「ていねいな暮らしはちょっぴりていねいな日常茶飯事から」をコンセプトに、季節を感じる食卓を分かち合うごはん教室開催やごはん作りの家庭教師、出張一日社食など、誰かの食卓をシアワセにするための活動を展開中。

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