丸くなるな、星になれ

昨年末に誕生日を迎え、64歳になりました。
60代であることもずいぶんと板についてきて、孫のお迎えに保育園に行っても「おばあちゃん」と呼びかけられて自分のことだと悟れるようになりました。
60代。
若ぶっていてもシニア以外の何者でもない。
視力や体力が衰えてくるのも嫌だけれど、やっぱり見た目の衰えはかなり悲しい現実です。
いくら「生き様が顔に表れるのだから」と超ポジティブに捉えていても、久々に会ったママ友から「え〜、全然(わたしだと)わからなかったわ」とか「なんか変わったよね〜」と開口一番に言われると、それって「全然変わらないね」の反対言葉だよね、褒め言葉じゃないよね、見た目のこと言ってるよね、としばし凹むことも多くなりました。
でも考えてみれば…と思い直すのです。
人生のステージで三度職業を変わり、五度職場を変えて、攻めの姿勢でいたときもあれば守りの立場で生きていたときもある。
それに合わせて、顔つきも口調も身なりさえ変わってきたのだから、その変わるさまが自分にとって成長であるのなら、「変わったね」と言われるのはむしろわたしにとっては褒め言葉ではないのかな。
こんなふうに前向きに(都合よく)考えられるようになったのも、このでこぼこの人生を歩んできたおかげです。
「丸くなるな、星になれ」
かの有名なサッポロビールのキャッチコピーです。
私の大好きな言葉です。
太陽のようにギラギラとエネルギッシュで人を惹きつける人にはなれないし、そうありたくもない。
ただ、暗い夜空にひっそりとキラキラと光っているような、優しくてときに力強い光を四方に放つような、見上げる人をホッとさせるような、そんな星みたいな人でありたい。
そのために、まだまだ丸くはならずに自分を磨いて自分らしく光の角を尖らせながら生きていきたいなあと思います。
80歳になったときに、丸くなって輝く「月の人」になれていたらうれしいな。
これからもどうぞよろしくお願いします。
2020年誕生日と2021年新年の決意に代えて
投稿者プロフィール

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料理教室「茶飯事会」主宰。食卓カウンセラー。ときどき、獣医師。
「ていねいな暮らしはちょっぴりていねいな日常茶飯事から」をコンセプトに、「おとなの飯事(ままごと)〜四季折々のばらずしの会」や季節のごはん教室、出張ごはん、など、誰かの食卓をシアワセにするためのお料理活動を展開中。
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