3月のうつぼ公園教室風景
さくらの開花が何と言っても楽しみな弥生3月のテーマは「「桜プレートで一足お先にお花見を」。
月の半ばから、教室の食卓の上は桜がきれいに咲きました。
3月のメニュー
- 鰆の菜種焼き
- さくら生麩と春キャベツの生春巻き
- 菜の花の生ハムロール
- 花びら散る大豆ミートの唐揚げ甘酢あん
- 椎茸とせりの塩ライム和え
- さくらの花ごはん
- うすいえんどうの白味噌豆乳スープ
教室風景
今月登場してくれた器たちです。
どんな器でも、よそゆきとふだんの区別無く使うのがわがやの基本ですが、このさくらの器たちだけは特別。さくらの咲く3月末から4月の始めだけに登場して、桜が散るとしまわれてしまう、そんな「もったいない」使い方をしています。
だからこそ、愛しくて、よりいっそう桜の季節が待ち遠しい、そう思わせてくれる大切な器です。
お疲れさまおつまみは、菜の花と鶏ささみの和風カレー和え
どのおかずも、お花見べんとうに入れてもおいしいメニューばかり。
卵とパセリやディルを使った菜種焼き、少しだけ手間がかかりますが、春にふさわしい彩りはおべんとうにぴったりです。
知らずに食べたら誰もが鶏の唐揚げと間違えてしまう大豆ミート。冷めてもおいしくいつでも思いたったときに好きな量だけ使うことができるので、毎日のおべんとうにもおすすめです。
さくら生麩は、この季節、花びらの形をした花びら生麩とともにわがやの冷蔵庫には何本もストックされる季節の食材。天然色素で色づけされた愛らしい色は食卓にあっても他の食材に美しく溶け込みます。
生春巻きにまるのままの生麩?と驚かれた方も多かったのですが、肉巻きにしたり、八幡巻きにしたりと丸ごと使いもいろいろできます。
お花のない食卓の彩り代わりに用意したのは、ピンクのお皿に水菜と絹さやと紅芯大根のサラダです。
写真では黒っぽく映っていますが、ドレッシングは赤しその葉。きれいな薄赤色がしみ出てドレッシングもピンク色です。
このピンクのお皿も、桃の節句と桜の季節だけに出してくるもの。
こんなふうに可愛いピンクという色は、ふだんのお料理にはなかなかあわせにくいものですが、こんなふうにピンク系の食材を合わせるとおもいのほかしっくり来て邪魔な色にはなりません。
実は、3月、数日体調を崩してしまい、教室も2日間お休みを頂いてしまいました。参加を予定して下さっていたのに急遽キャンセルをお願いしたみなさん、本当に申し訳ありませんでした。お花見に活用していただけなかったこと、残念で仕方ありません。
おかげさまで今はすっかり元気ですが、みなさまもどうぞ体調管理は万全に。
すてきなお花見ができますように。
投稿者プロフィール
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料理教室「茶飯事会」主宰。食卓カウンセラー。ときどき、獣医師。
「ていねいな暮らしはちょっぴりていねいな日常茶飯事から」をコンセプトに、「おとなの飯事(ままごと)〜四季折々のばらずしの会」や季節のごはん教室、出張ごはん、など、誰かの食卓をシアワセにするためのお料理活動を展開中。
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