実家という場所

元旦に続いて今日も太陽が輝く朝が明けました。

年末年始のおせちの準備を今年はかなり減らし、お重も今年はお店のものを頼んだのに、あいかわらずほとんどの時間を台所に立っています。

ごはん作りが大好きとは言え、お正月くらいは誰かが用意してくれたごはんを食べながらのんびりしていたいなあと思うことが多々あります。

年末年始のニュースでお決まりの空港や駅での帰省客へのインタビューでは、「実家に帰って美味しいものを食べてゆっくりしてきます」と答える人がほとんどですが、そんな受け答えを聞くたびに、裏で休みなくせっせと働くお母さんたちの姿が思い浮かびます。

いつからか私も「実家で寛ぐ人」から「実家で待つ人」へ。

お正月くらいゆっくりしたいとは思うけれど、独り立ちしてがんばっている子どもたちが久しぶりに「実家」に戻り、ゆるゆると居間で羽休めしている姿を見ると、美味しいものをいっぱい食べて、家族の時間を味わって、元気をうんとチャージしてまた羽ばたいていって欲しいと願うのです。

少し前から私の実家で、夫の実家では昨年から、お正月の家族集合はもうなくなってしまいました。

父や母が亡くなり、兄弟姉妹にも新しい家族ができて、大きな大きな一族の大木から分かれていた枝の先にまた小さな枝が分かれた瞬間を見る思いがしました。

昨年末に、わがやにも小さな家族が増えました。

これからは、この枝分かれの分岐点が新しい家族の拠点になって、かつて父と母が担ってくれていたような大きくて温かい役割を私と夫が果たしながら「実家」を育てていくのだと、覚悟というか決意というかそういうものを感じて身が引き締まる2日の朝です。

去年の元旦の新聞に折り込まれた積水ハウスの広告

心に残る、そして心がじいんとなるステキなキャッチコピーでした。毎年、これを読み返して、新しい気持ちで枝を伸ばしていこうと思います。

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