生き方が顔に出ますように

初詣、もう済まされた方も多いのではないでしょうか?

毎年地元の氏神さまにお参りに行かれるという方、各地にある有名な神社に参詣されるという方、色々おありだと思います。

私はというと、子どもたちが小さいうちは、歩いてすぐの名もない氏神さまに家族で出かけるのが初詣、それからあらためて京都の北野天満宮や八坂神社に出向くというのが毎年の恒例でした。

今はもっぱら、京都周辺の神社に三が日が済んで人混みが落ち着いてからひとりで出かけるというのがお決まりです。友人とふたりででかける時は、その後のごはんの方がお楽しみ、というのもよくあること。

さて、昨年の初詣は、教え子の卒業生たちと一緒に、賀茂御祖神社、通称 下鴨神社に出向きました。

 若い女子たちと一緒だったおかげで、いつもなら素通りする、糺の森にある河合神社で鏡絵馬を描いて美麗祈願で奉納したり、相生社でカワイイお守りをいただいたり、と初めての経験を存分に楽しませてもらいました。

鏡絵馬の美麗祈願というのは、手鏡の形をした絵馬に描いてある下絵の顔に、色鉛筆や手持ちのメイク道具でお化粧を施し、裏に願い事を書いて奉納するというもの。

みんなそれぞれに願いを書いて・・・

私の願い事は「生き方が顔に出ますように」

皺もたるみも上等!
でも、眉根の縦皺やへの字口が刻み込まれるのは嫌。
忙しくても穏やかな気持ちでいられるように、笑い皺にあふれる顔になりますように、そんな人生を送れますように。

そんな願いを込めました。

京都はこの冬いちばんの寒さで、手足の先はジンジン。
お参りのあとの甘酒が身体と心にホカホカと染みこみました。

さて、今年は、このメンバーで奈良方面にお参りする予定です。三が日には行けませんでしたが、今年始めての参詣が「初詣」ということで。

さて、今年は何を祈願しようかな。

投稿者プロフィール

清水かおり
清水 かおり
料理教室「茶飯事会」主宰。食卓カウンセラー。ときどき、獣医師。

「ていねいな暮らしはちょっぴりていねいな日常茶飯事から」をコンセプトに、「おとなの飯事(ままごと)〜四季折々のばらずしの会」や季節のごはん教室、出張ごはん、など、誰かの食卓をシアワセにするためのお料理活動を展開中。

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