お花見はいつもの公園で

昨夜の雨が幸運にも上がった朝、お花見べんとうをこしらえて、珍しくこの時期に休暇をとって帰省してきていた息子と、孫の慣らし保育が始まったばかりの娘、そして私のおとな3人と小さな人ひとりとで、近所にある万博公園にお花見に出かけました。

歩いても行ける万博公園は、子どもたちにとっては幼い頃からの馴染みの場所。             

保育園児や小学生の頃だけでなく中学・高校時代でさえ、広い広い芝生や多彩な風景を作り出す林や森は楽しい遊び場であり憩いの場でもありました。

それはもちろん、わたしたち家族にとっても同じ事。

よちよち歩きの頃は、ほんとうにもう庭代わり。あるときは母子で、あるときは家族全員で数え切れないくらいの思い出をこの公園で紡いできました。

後ろ向きの太陽の塔が、いつだってわが家の守護神。

いつ来てもなんとなくホッとしてついつい座ってゆっくりしていたくなる、私にとって此処はそんな居心地のよい場所です。

三人で桜の木の下に座って囲むお花見べんとう。

風が吹くと花びらが舞い、お寿司の中にも紛れ込んで、作り物の花びらが本物のように見えもして。

思いがけなくできたこの時間がほんとうに愛おしくて、幸せな気持ちでもういっぱい。

この3人でお花見をすることなんてもうこの先二度と無いかもしれないとも考えると、余計にこの時間を逃がさないようにぎゅっと抱きしめていたい、いつになくそんなふうに思いました。

お昼寝から覚めた孫を抱き上げる娘は春の陽射しの中でキラキラ光って見えました。

ちょうど30年前の4月の万博公園。

息子は1才と11ヶ月。
娘は生後3ヶ月のちょっと前。今の孫よりも少し小さい。

今、30歳になった娘が生後3ヶ月の息子と共に。

桜の並木はずっと変わらず毎年春に咲き続けています。

これからは、娘と孫とが主役になってこの場所に新しい思い出が積まれていくのでしょう。

太陽の塔、これからもずっと私たちのことどうかよろしくお願いします。

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