養生旅にでかけています

最初から、こうなることは想定内。

22日から4泊5日で箱根湯本へひとり養生旅に来ています。

ずっと前から楽しみにして、絶対にパソコンは持っていかずにひたすら休養をするためだけの旅、そう願ってはいましたが・・・。

やはり、それは無理でした。たくさんやり残した仕事を抱え、重い本とパソコンを持ってやってきてしまいました。

どこにも出かけずに、本を読み、温泉につかって、腸養生のスペシャルなごはんをいただいて・・・。そこまでは思い通り、けれど、ひたすらパソコンの前。

事前の自分の計画性の無さに実行性の乏しさに反省しきり、ではありますが、マイナスな気持ちでいても仕方がない、ここまで来たら仕事を仕上げて気持ちがすっきりするのも養生のうち、と開き直って楽しんでいます。

GWシーズン直前の平日は、宿泊のお客さんも多くはなくて、おひとりさまがほとんどのせいかお昼間はほとんど館内に人影はありません。

茶室1棟から始まったという歴史にふさわしい茅葺きの建物 

ひと晩の、夢のような饗宴の宿ではなく、長逗留をしながら自分と向き合うための宿屋、が
コンセプト

湯治とは言いながらも、何度も入るのは苦手な私の唯一の温泉タイムは、このお昼間が狙いどき。温泉を独占して、湯船の中で「無」になります。

養生食に使われる食材は自家製のものがほとんどで、最初は足りないかもと思っていた量も3晩目の今夜にはもうお腹がいっぱい。

日頃からいかに飽食なのか、思い知らされた気がします。

窓から見える山々は春の木々の色をあれこれとモザイクのように纏いながら、その色のひとつひとつがモコモコと盛り上がって山全体が生きているように思えます。

自宅にいたのでは、掃除や洗濯、食事作りに時間を取られ、なかなかまとめて作り出せないパソコン作業。

こちらではその時間の合間に、温泉に入って気分転換、ときどきぼんやりと山を眺めて頭を休め、ていねいに用意された美味しい食事でお腹を満たす。

あ〜、やっぱり、これは、養生でしかない。

そんな旅も明日はいよいよ大阪に戻る日。

最後のお昼となった今日の午後は、腸養生だからと控えていたお風呂後のビールを解禁して、来し方とこれからの自分の人生に乾杯をしました。

明日は、小田原からこだまに乗り、ゆっくりと現実社会に復帰する予定です。

明後日からまた暮らしのこともがんばります。




投稿者プロフィール

清水 かおり
清水 かおり
料理家。 だしソムリエ1級。 ときどき、獣医師。

「ていねいな暮らしはちょっぴりていねいな日常茶飯事から」をコンセプトに、季節を感じる食卓を分かち合うごはん教室開催やごはん作りの家庭教師、出張一日社食など、誰かの食卓をシアワセにするための活動を展開中。

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