晩酌のあてに:なすといちじくの日伊ソテー

気がついたら、いちじくがあまり売り場に並ばなくなっていました。

9月ならまだまだ出回っていると思ったのですが、今年は、姿が見えなくなるのが早いような・・・。

調べてみると、やはり、天候の影響がありました。

長梅雨での日照不足、その後の猛暑による高温障害、さらには豪雨などなど。

有名な福岡県産の「とよみつひめ」が不足なぶん、他県のものに注文が殺到して早くに売り切れになっていたりするから、なかなかわたしたちのところまでは例年通りやって来ないのかもしれません。

近年いちじくのお菓子は大人気ですから、いちじく不足は深刻でしょう。

そうかといえば、地元の直売所には、天候不順の影響を受けずに育ったいちじくが普段どおりに並んでいたり。

それを見つけたときには、もう嬉しさを超えて感謝としか言いようがありません。

これはもちろんいちじくだけに限りませんね。

農作物をいただくとき、いつもその背景にまで思いを辿れるようなそんな生活者になりたいと思いながら、ついつい忘れているわたしです。

 

さて、そんな大切ないちじく。

食べ忘れて傷んでしまうなんてもったいない(いちじく好きのみなさんは、そんなことないかもしれないけれど)。

生で食べる以外にも美味しい食べ方があります。

 

少し前のメルマガでもご紹介した、ひと品をこちらでも。

 

秋に似合う晩酌のあてにいかがでしょう。

 

なすといちじくの日伊ソテー

日伊ソテー??

おしょうゆとバルサミコ酢、日本とイタリアの調味料を合わせて使うので、日伊ソテー。

【材料:2人分】

  • なす:中1本(斜め輪切りから細切りにして、塩水の中に5〜10分ほどさらしておく)
  • いちじく:1個(皮のままざく切り)
  • にんにく:半かけ(みじん切り)
  • オリーブオイル:大さじ1
  • バルサミコ酢:大さじ1
  • しょうゆ:大さじ1/2

 

【作り方】

  • フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて中火にかけ、かおりが立ってきたら水気を切ったナスを入れて炒める
  • 少ししんなりしてきたら、いちじくを加え、ざっくり混ぜながらさらに炒める
  • 火を少し弱めて、バルサミコ酢としょうゆを加え、汁気がなくなったら火から下ろす

*いちじくのほんのりした甘みがバルサミコ酢のマイルドな酸味とよく合います。

*冷蔵庫に一晩置くと味がさらにしみて美味。

*おもてなしには、仕上げにイタリアンパセリやドライいちじくをきざんで散らしても華やかです。写真のように、スライスしたいちじくの上に盛りつけるだけでもよそゆきになりますよ。

投稿者プロフィール

清水かおり
清水 かおり
料理教室「茶飯事会」主宰。食卓カウンセラー。ときどき、獣医師。

「ていねいな暮らしはちょっぴりていねいな日常茶飯事から」をコンセプトに、「おとなの飯事(ままごと)〜四季折々のばらずしの会」や季節のごはん教室、出張ごはん、など、誰かの食卓をシアワセにするためのお料理活動を展開中。