どこよりも魅惑的なアジア料理の小さなお店

先週のこと。
大好きなおぐしみきさんのお店で、ひさしぶりに夜のタイ料理のコース仕立てをいただきました。

夜のお店は、予約制のコース料理のみで、しかも基本は一組だけ。

予約の時にどの国のどんなお料理が食べたいかを自由にオーダーできる珍しいお店です。

旅行で行ったあのときのこんな料理も、街角でほおばったあんな屋台の味も、東南アジアのお料理であれば相談すれば見事に再現して目の前に出してくれる、まさに魔法のレストラン。

 

今回は、みきさんの尊敬されている、有名なタイのトップシェフ、ムクラさん直伝のスペシャルコースです。

フルーツのヤム
ソムタムラオ・・・青パパイヤのサラダ
カオニャオ・・・蒸しもち米
鳥足のスープ 、
五島列島産スズキの揚げ物(写真撮りわすれました)
プーパッポンカリー・・・ソフトシェルクラブのカレー炒め、
牛肉のラープ花椒風味、
黒米タイ米ごはん
デザート バタフライピーのお茶

まずは、ミャンマービールを開けて友人待ち

フレッシュなフルーツのヤム

ソムタムラオ・・・青パパイヤのサラダ

鶏足のスープにカオニャオ(蒸した餅米)

食べるのに夢中で、「スズキの揚げ物」の写真を撮り忘れる、といういつものできごと。

 

プーニムパッポンカリー・・・ソフトシェルクラブのカレー炒め

牛肉のラープ花椒風味

黒米タイ米ごはん

デザートの3種盛りとバタフライピーの真っ青なお茶

美味しそうでしかも美しい見た目もですが、何よりも本当に美味しい!!

一皿一皿、いえいえ一口一口に思わず「美味しい!!!」「すごいよ、みきさん」と声が出てしまう、こうやって思い出して書いていても、食べたくなる、そんなお料理を、いとも簡単(そう)に心から楽しそうに作って下さるみきさん。

この複雑で魅惑的なほんもののアジアの味を、この大阪のど真ん中にある路地の片隅の小さなお店で味わえているって、もう感嘆するしかありません!

日本ではなかなか手に入らない食材や調味料の調達、現地料理に対するたゆまない勉強&研究、時間をかけた仕込み、そして何よりもこんなに美味しいお料理に仕上げる技術・・・。

この技術こそがほんとうにすごい!!とあらためてみきさんに敬意を表した夜でした。

 

「安くてうまい店」が好評価を受けるけれど、いやいや料理人さんたちがおいしい一皿を創りあげる技術は、もっとちゃんと本当の意味で「リーズナブル」に評価されてもいいはずだと心から思います。

 

みきさんのお店、東南アジア10カ国料理レストラン「サワディシンチャオ」

たった一組の夜の予約客のために、希望を叶えて全力でおいしいお料理を用意してもらえる。
どこよりも本格的でどこよりも美味しい。

「珍しいオーダーをいただいたらいただいただけ、作る喜びが大きくなって楽しみになる」とおっしゃるみきさん。 どこよりもアジア料理に対する「愛」がある。

だから、ここに来るとお客もその愛をお裾分けしてもらって、必ずますます幸せな気持ちになって帰ることが出来るのです。

みきさんごちそうさまでした。

私も自分の作るごはんでみなさんを幸せな気持ちにできるように、がんばりますね。

みきさんのお店はこちらです 

 

投稿者プロフィール

清水かおり
清水 かおり
料理教室「茶飯事会」主宰。食卓カウンセラー。ときどき、獣医師。

「ていねいな暮らしはちょっぴりていねいな日常茶飯事から」をコンセプトに、「おとなの飯事(ままごと)〜四季折々のばらずしの会」や季節のごはん教室、出張ごはん、など、誰かの食卓をシアワセにするためのお料理活動を展開中。