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三月桜月の茶飯事会
テーマは「こぼれ桜の下で」
桜の花びらがはらはらと散る美しいばらずしがメインですが、それと合わせる前菜4品をご紹介します。
お花見べんとうのおかずに入れても彩りよく、ばらずしの華やかさにも負けません。

お稲荷ずしではありませんよ。
中には、おからやひじき、にんじん、乾椎茸を合わせた鶏ひき肉のお団子が包まれています。甘辛いおだしが染みておかずにはもってこい

水気を切ってつぶしたお豆腐ににんじんなどの野菜と溶き卵を加え、形を整えて蒸したり焼いたりしたお料理を擬製豆腐といいます。
卵が使えない精進料理で、卵を食べたいためにお豆腐に見せかけて作り上げたことから、擬製という名前がついているそうです。
私が作る擬製豆腐はもっとかんたん。つぶしたお豆腐の代わりに厚揚げがごろごろ。20分もあればできてしまうので、毎年生徒さんにも大好評です。
今回は、厚揚げの代わりに高野豆腐を使いますよ。

うすいえんどう豆を漉しておだしと混ぜて葛粉でかためたものが、うすい豆腐。
えんどう豆の旬の季節には1度は作る春の味です。味をつけなくても、えんどう豆の風味だけで美味しさが口の中に広がります。
試作では葛粉を使って固めましたが、お手軽なゼラチンでも十分に美味しいので、実習ではどちらにするかまだ検討中です。
一粒一粒の皮をむくという一手間がありますが、このきれいな翡翠色のために少しだけ時間をかけましょう。

菜の花の辛子酢みそ和えは、春の和食の定番ですが、苺も加えてそこは一工夫。
どんな味に仕上がるか、当日をどうぞお楽しみに。
3月桜月の茶飯事会 お申込受付中です。
お席が少なくなってまいりました。
投稿者プロフィール

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料理家。 だしソムリエ1級。 ときどき、獣医師。
「ていねいな暮らしはちょっぴりていねいな日常茶飯事から」をコンセプトに、季節を感じる食卓を分かち合うごはん教室開催やごはん作りの家庭教師、出張一日社食など、誰かの食卓をシアワセにするための活動を展開中。
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