食卓にミモザを咲かせます

お花屋さんでは、ミモザが真っ盛り。それだけで心が明るくなるから不思議です。

ミモザにはそんな力があるんですね。

以前、わがやの近くの道沿いには、大きなミモザの木が数本並んでありました。

毎年2月から3月になるあたり、美しい黄色の花がこぼれるように咲きほこって、その下を通ってこどもたちを保育園に送るのが春の毎日の楽しみでした。

こどもたちがまたひとつ大きくなった喜びとちょっぴりの寂しさとを感じながら見上げるミモザは、ただただ明るくて美しくて私にとっては「春の女神」そのものでした。

残念ながら、道の拡張で木立は切り倒されてしまいましたが、今でも街でミモザを見かけると、その頃を思い出して胸がキュンとなります。

そんな思い出深いミモザですが、猫たちと暮らすようになってからは、お部屋に飾ることができません。

だから、私は代わりに食卓にミモザを咲かせます。

1年のうちにミモザが咲く時期にだけ食卓に登場するミモザ色の器たち。

ミモザ、さくら、もみじ・・・季節を愛でる、四季のある国に住んでいてこそのお楽しみです。

いつもは使わない黄色の器も、不思議とこの季節の食材には合うのです。

早春の心浮きたつ黄色の食卓。

2月のうつぼ公園夜のお料理教室で、お目見えします。

この器たちに春の食材を盛りつけて、ご一緒にミモザの食卓を楽しみませんか? 

器の合わせ方や器選びにオススメのお店などとっておきの情報もお伝えしますよ。

まだお席が1つ残っています。

お申込はこちらから→https://sahanjikai.com/4520

おまけの写真は、わがやで以前開催した「乙女のミモザの会」のもの。リビングじゅうにミモザが溢れて最高でした。

でも、やっぱり猫たちが・・・。

投稿者プロフィール

清水かおり
清水 かおり
料理教室「茶飯事会」主宰。食卓カウンセラー。ときどき、獣医師。

「ていねいな暮らしはちょっぴりていねいな日常茶飯事から」をコンセプトに、「おとなの飯事(ままごと)〜四季折々のばらずしの会」や季節のごはん教室、出張ごはん、など、誰かの食卓をシアワセにするためのお料理活動を展開中。